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AQL2.5

AQLとは?

AQLとは、Acceptable Quality Levelの略で、合格品質水準の意味です。

AQLはまずは目標AQLに従ってサンプル数を決めます。
そしてロットごとにサンプルを抜き取り検査を実施、保証するAQLレベルとの誤差を見ていきます。

サンプルの抜き取り検査

大原則として外観検査の中から抜き取り検査を行います。

抜き取り検査は、製品を一定の割合で抜き取りチェックして、品質を維持改善する為のもので
検査は良品であることを確認するためのチェック機能であることが大前提です。

検査を通じて、不合格を取り除くということは、本来のあるべき検査の姿ではなく
製品の品質は、あくまで製造工程で作り上げるものであることが基本となります。

つまり、工場には検品の指示を出しますし
工場が本来検品を行うものですが
外観検査で細かな検査を保証するものではありません。

第三者検品を深センマートに依頼することができます。
それが特別検品やオプション検品となります。

なぜAQL基準による抜き取り検査があるのか

あなたの目線・消費者の目線・製造の立場で考える必要があります。

まず、消費者の目線では、不良品は受け付けられません。
これはあなたの目線でも同じです。

検品の基準は、改良を重ねた「事前サンプル」になります。
ですが、工場により製造基準は変わります。

製造側に、検品基準を任せてしまうと
検査によるコストアップで製品の購入価格が上がります。

結果、検品をすることで思ったよりも安くならない、
品質が安定しないということが起きます。

深センマートでは事前に工場とあなたの間に入り、
2つの立場でおこるジレンマを解きほぐし、
このミスマッチが起きないように交渉を行っております。

結果として、それぞれの検査費用の低減と販売者であるあなたの不良リスクを最小限に抑え、
安定的な良い品質を維持するための仕組みを実現することができます。

これを実現するのが、AQLによる抜取検査になります。

深センマートが用いるAQLの基準とポイント

深センマートでは、AQLでもJISZ9015-1のJIS規格という国際規格に基づいて行います。

JISZ9015-1によるAQLの定義は、
『継続して連続ロットが抜取検査に提出されるときに、
許容される工程平均の上限の品質水準』となっています。

JISZ9015-1では、このAQLの数字をあらかじめ設定して、
検査の抜取頻度を決定する為、予めどのようなAQL(%)に設定するかを定めておく必要があります。

JIS規格で紹介されているAQLの設定でのポイントは、以下の通りです。

  1. AQLの設定においては、生産時にAQLが要求する品質の指標を与える。
  2. 生産者はAQLより良いロットを生産することを要求される。
  3. AQLは、生産者の立場で妥当に到達できるものであり、あなたの立場からも妥当な品質でなければならない。
  4. 問題の製品がどのように使用されるか、不具合の結果を考慮する必要がある。

深センマートが用いるAQL2.5について

深センマートではAQL2.5に基づいて抜き取り検査をします。
AQLはGB2828-87に基づいて深センマートでは決定します。

AQL2.5
ロット数 抜取検査 許容品質レベル
OK NG
2~8 2 0 1
9~15 3 0 1
16~25 5 0 1
26~50 8 0 1
51~90 13 0 1
91~150 20 1 2
151~280 32 2 3
281~500 50 3 4
501~1200 80 5 5
1201~3200 125 7 8
3201~10000 200 10 11
10001~35000 315 14 15
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